A.採用選考において、人事担当者は自己紹介書・エントリーシート・面接の場を通して自社に適した人材かどうか判断します。
一方、学生は判断してもらう材料を提示するわけですが、この材料づくり(あなたの商品価値の発見)が自己分析です。
大袈裟に、自分自身を客観評論しようとするからまとまらないのです。
誰しも、心ときめかせたこと、胸の奥に深く刻まれた身近なエピソード(実体験)をもっているはずです。
これら心に残るエピソードを呼び起こし整理すれば、あなたの感性や物事の取組み方が見えてきます。
実体験に「その動機が何であったか」「プロセスでどう工夫したか、苦労したか」「結果を踏まえて、それをどう展開しようとしたか」を肉づけすることです。
こういった実体験の背景に肉づけされたエピソードこそ、人事担当者が安心して判断できるあなた独自の商品価値なのです。
就職活動Q&A回答者
キャリアカウンセラー
黒住皓彦【くろずみ ひろひこ】
元就職情報誌編集長。企業の採用コンサルティング及び大学生の就職カウンセリングを軸として、評論・講演活動に活躍。持論である“就職活動は商談である”“自己紹介書・エントリーシートは自分の商品カタログである”を展開。学生の特性を引き出しながら“人事担当者の心に届く自己表現”とは何かを指導。就職実践塾「天ぷらの会」を主宰。
黒住皓彦 著書
就職活動応援本「就活は自分を売り込む商談だ」
ダイヤモンド社
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