A.リクルーターとは採用時期に人事担当者の補助業務として任務にあたる社員のことです。
OB・OG訪問で接触する単なる先輩をリクルーターと呼ぶ人がいて混乱するかもしれませんが、リクルーターはあくまで人事部から指示を受けた社員で大別すると2種類あります。
接触する後輩の様子をレポートするだけで選考にはタッチしない人たちと、人事面接の前に、絞り込みの面接を任されている人たちがいます。
一般的にリクルーターといわれている人たちは大半が前者のケースです。
後者は金融業界で採られているケースです。
特に、大手金融のリクルーター制は非常にシステマチックになっていて、面接が始まるとその日の夜に連絡が入り次回の予定が告げられます。
4回前後面接を繰り返しクリアすると初めて人事面接に入ります。
リクルーターの面接が採否の鍵を握っているといえます。
本番前、企業から活動状況の探りの電話が入ることがあります。
この電話の主は紛れもなくリクルーターです。
対応次第では選考の土俵にも上れません。
心して対応してください。
就職活動Q&A回答者
キャリアカウンセラー
黒住皓彦【くろずみ ひろひこ】
元就職情報誌編集長。企業の採用コンサルティング及び大学生の就職カウンセリングを軸として、評論・講演活動に活躍。持論である“就職活動は商談である”“自己紹介書・エントリーシートは自分の商品カタログである”を展開。学生の特性を引き出しながら“人事担当者の心に届く自己表現”とは何かを指導。就職実践塾「天ぷらの会」を主宰。
黒住皓彦 著書
就職活動応援本「就活は自分を売り込む商談だ」
ダイヤモンド社
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