A.先輩たちも悩んできましたが、本命企業がだめだったとき、気持ちよく勤められそうな企業であれば、有難く内々定を受諾してください。
その後、志望強度の高い企業から内々定がでた場合、すみやかに先に内々定いただいた企業にお断りの連絡を入れることです。
先方にも採用計画があります。
辞退することは相手の採用計画を狂わせることです。
あなたを買ってくれ、内々定を出してくださったのです。
相手の立場を考えて、まだ調整のきく時期に丁重にお断りするのがマナーというものです。
最近、誓約書を書かせる企業が増えました。
特に保証人連名で押捺するものもあります。
これは企業にとって学生を引き止める苦肉の策です。
まずは、提出してください。
辞退のとき、本当に自分のやりたい仕事が見つかったことを誠心誠意説明して納得してもらうことです。
億劫でも出向いてお断りしてください。
就職活動Q&A回答者
キャリアカウンセラー
黒住皓彦【くろずみ ひろひこ】
元就職情報誌編集長。企業の採用コンサルティング及び大学生の就職カウンセリングを軸として、評論・講演活動に活躍。持論である“就職活動は商談である”“自己紹介書・エントリーシートは自分の商品カタログである”を展開。学生の特性を引き出しながら“人事担当者の心に届く自己表現”とは何かを指導。就職実践塾「天ぷらの会」を主宰。
黒住皓彦 著書
就職活動応援本「就活は自分を売り込む商談だ」
ダイヤモンド社
書店・大学生協にてご注文ください。
または大学図書館・市町村の図書館等でお借りください。
人事・採用ご担当の方へ
会社説明会・入社セミナー等で利用するための会場を探すことができます。【東京都内】
資料請求 貸し会議室・セミナー会場